SHEEN × onkul

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世界に想いを馳せてみる 旅する24時間

#ケープタウン
色から元気をもらえる
ボカープ地区のカラフルな街並み

2017.02.14

ピンク、イエロー、ブルー、グリーン……。まるで絵本の中に迷い込んだようなカラフルな街並みが目を惹く。歩く人々までが、アート作品の一部のように見える。ここは、ケープタウンの南西に位置するボカープ地区。キリスト教徒とイスラム教徒が入り混じり、多民族が暮らす地区だ。家はそれぞれ違う色で塗られ、イスラム教のモスクまでもがミントグリーン。歩いているだけで心が浮き立つような楽しい色使いの街並みは、南アフリカの観光名所として知られている。また、この地区はケープマレー文化の中心地でもある。中でも、アフリカやヨーロッパ、アジアの食材をミックスして作られるケープマレー料理が有名だ。

でも、実は悲しい歴史が背景に。ここは、16~17世紀、オランダ人によって労働者としてアフリカやアジアから連れて来られた人々が住んでいた地区。彼らが労働から解放されたときに、よろこびを家の色で表現したのだといわれている。(医者の家の色を目立つように塗ったのが最初だという説もある。)

写真:Prisma Bildagentur/アフロ

気持ちを色で表現すること、私たちもきっと知らず知らずのうちにしている。恋にときめいているときは華やかな色の服を着たくなり、何となくやる気が出ない朝は黒い服を選んでいたりする。そんな経験はないだろうか。反対に、色が気持ちに作用することも知られている。

1日の太陽の光の変化で、きっと少しずつ姿を変えるボカープ地区の、たとえば13時。強い日差しに照らされた街並みを想像してみたり。遠い国の小さな地区から、色から元気をもらうことを学んでみよう。この春から、ファッションでは、鮮やかなきれい色がトレンドに。思い切って、普段の着こなしに鮮やかなアイテムを1点セレクトしてみるのも良いかもしれない。

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