SHEEN × onkul

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世界に想いを馳せてみる 旅する24時間

#ハバナ
無形文化遺産に登録された
キューバ音楽

2017.03.27

音楽とダンスが大好きなキューバの人々。民家のラジカセからは音楽が流れ、レストランで食事をしたり、道を歩いているだけでも生演奏を聞くことがきる。いつも、街のあちこちから音楽が聞こえているのだ。ラテン音楽を代表する存在ともいえるキューバ音楽は、スペイン系とアフリカ系の音楽の融合をベースに、さまざまな音楽の要素がミックスされている。中でも、アフリカ系の人々から生まれた“ルンバ”や、サルサのリズムの元になったといわれる“ソン”が有名だ。

19世紀には世界的な流行をみせていたキューバ音楽。1959年にキューバ革命が起こってからは、アメリカとの国交断絶、経済封鎖が原因で流行の範囲は狭くなっていったという。しかし、ヴィム・ヴェンダース監督の映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の世界的なヒットなどをきっかけに、ふたたびメジャーな存在へ。

昨年2016年には、キューバ発祥の音楽とダンスである“ルンバ”が「気品、官能、歓喜」を呼び起こすと評価され、ユネスコの無形文化遺産に登録された。キューバの代表団はこれを、同年に逝去したキューバ革命の英雄であり、国民のカリスマであったフィデル・カストロ前国家評議会議長に捧げたという。

そんな長い歴史の中で、ずっとキューバの人々に寄り添ってきたキューバ音楽。聴いたことがない方も、今ではYoutubeやiTunesで、いつでもどこでも聴いてみることができるので、ぜひ検索してみて。さまざまな音楽の融合、そして経てきた壮絶な歴史……。キューバ音楽の奥にある深みに、心が揺さぶられることだろう。

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