SHEEN × onkul

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SHEEN
時が輝くことばたち

いい本を読むことは、
過去の優れた人たちと
会話を交わすようなもの

ルネ・デカルト

2017.11.02

ほしいものがすぐに手に届くような都会でもなく、お小遣いも少なく、でも時間だけはどれだけでもある。そんな、とある地方都市で育ったかつてのおしゃれ好きの少女ならわかるかもしれない。1冊のファッション雑誌を隅から隅まで読み込んで、まるでウインドウショッピングのような気分を味わうこと。小さな小さな文字のキャプションをおしゃれの参考にすること。1冊の雑誌が印刷物を超えた世界に拡大する感覚。

その経験は書籍でももちろんできる。架空の誰かの人生を追体験したり、知らないことを知って自分の世界を広げたり、誰かの悩みを読むことで自分の悩みを解決したり。それは、都会と地方の距離だけではなく、過去と現在の時間さえをも超えて。

本を広げると、そこが部屋でも、電車でも、お風呂でも、どこにだって世界が広がる。それは心に世界が広がるということだ。1ページ1ページはぺらぺらの印刷物なのに、文字を追うと心は世界のどこにだって行けるし、架空の世界にだって行けるし、過去にだって行ける。そこには頭だけでなく、心を使うという行為がある。だから本を読むと心が鍛えられて、豊かになる。今だったら電子書籍だっていい。1ページぽっちのエッセイだっていい。本の文字を追って、心に像を描いてみることが、実際に経験することよりも自分の人生に爪痕を残すことだってある。

シャツ¥17,000/Luv our days(ロバンデボア 06-4391-3991)、デニムパンツ¥24,000/H/standard(アッシュ・スタンダード二子玉川ライズ店 03-6411-7187)

着用モデル:SHW-1750D-1AJF

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