SHEEN × onkul

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明日を輝かせるひととき“21のヒント”

ヒント6
ていねいにコーヒーを淹れる5分間

2016.6.8

コーヒー好きのコーヒーとのつき合い方は、人それぞれ。毎朝、起き抜けの1杯でだんだんと目を覚まして1日を始める人もいれば、仕事をしながらストレス解消に1日に何杯も飲んでしまう人、週末の夜に映画を観ながらミッドナイトコーヒーを楽しむ人もいるだろう。

もちろん、いちばん大切なのは“味”だ。いかに美味しいコーヒーを飲むかということに一生懸命な人が増えたのは、昨今のサードウェーブ系のコーヒーショップの台頭からもうかがえる。家で飲むコーヒーもまた然り。人気のコーヒーショップで買い求めたシングルオリジンのコーヒー豆をていねいに淹れる人が増えている。

今回は、生活の中の一部としてのコーヒーとのつき合い方の中でも、美味しいコーヒーを飲むという“目的”ではなく、コーヒーを淹れるというほんの5分間の“過程”に注目してみたい。それはどこかオンクル(伯父さん)的な楽しみ方でもある。

コーヒーを淹れる方法は、ペーパードリップ、ネルドリップ、エアロプレス、フレンチプレスなどいくつかの方法があり、同じ豆を使ってもそれぞれに味の違いが出る。いちばんオーソドックスなペーパードリップで淹れる場合、必要な道具は、ミル、ポット、ドリッパー、サーバー、ペーパーフィルター。素敵なコーヒー豆の保存ビンや、メジャースプーンも用意して。それにお湯の温度を計る温度計や、お湯を注ぐ量を計測するキッチンスケール、コーヒー豆の特徴を記すための小さなメモブックもあると、どこか研究者のような気分。思わずわくわくしてしまう。

まずは、お気に入りのコーヒー豆をミルでごりごり。細挽きから粗挽きまで、今日の気分の挽き方に挽いたら、ドリッパーにセットしたペーパーフィルターへ。そこに沸騰してから少し落ち着いた95℃くらいのお湯を注ぐ。美味しいコーヒーのためのキーポイントは“蒸らし”の時間。コーヒー豆全体にお湯を含ませたら、時計の秒針とにらめっこ。20秒ほど待つ。そして、お湯を何回かに分けて注げばできあがり。職人の休憩時間のように、普段使いのマグカップに注ごう。

目的だけでなく、過程も楽しむ。今回コーヒーで楽しんだやり方は、私たちの毎日の中のすべてのことに当てはめることができる。たとえば、少し憂鬱な明日の通勤時間だって、そうだ。

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