SHEEN × onkul

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明日を輝かせるひととき“21のヒント”

ヒント13
浴衣で出かける240分間

2016.8.4

四季があるのは日本だけではないけれど、日本ほど四季を大切にしている国はないかもしれない。気温や天候の変化とだけとらえているのではでなく、四季の中に文化を見出しているから。

日本の四季を楽しむことは、私たちの日常を少しだけ特別なものにしてくれる。たとえば行事。春にはお花見、夏には花火大会、秋には紅葉狩りをして、冬には梅の花を愛でる。たとえば味。野菜や果物、魚など、その季節の旬の味覚に舌鼓を打つ。

装いだってそうだ。春にはパステルカラーをポイントにして、夏に涼しげな素材を身につけ、秋には薄手のコートで重ね着を、冬には厚手のニットやマフラーで暖をとりながらのおしゃれも楽しい。だけど、日本ならではの装いをいちばん手軽に楽しめるのは、夏に着る浴衣ではないだろうか。

最近では、ファストファッションのブランドで手頃な価格帯で浴衣一式が購入できる。また、若者向けの浴衣を展開する着物メーカーも増え、色柄のバリエーションも豊富だ。浴衣に合わせる小物は、昔のように堅苦しいルールではなく、かごバッグやストローハットなどを合わせ、洋服のようにコーディネートをするのが定番になってきている。
アクセサリーや腕時計も普段のおしゃれで活躍しているものをそのまま合わせ、もっと気軽に浴衣を楽しみたい。

浴衣を着て出かける場所も、お祭りや花火大会だけではない。飲食店やビアガーデンでは、浴衣を着て訪れると割引やサービスが受けられるところもあり、“女子会”では友人たちと浴衣で集まったりする。特別な日だけでなく、普段から浴衣のおしゃれを楽しむ環境が、最近とても増えている。

そんなふうに浴衣のおしゃれが楽しくなってきたら、もっと季節のことに興味がわいて、季節に敏感に暮らすことができる。ぜひベッドサイドに1冊『歳時記』を置いておこう。そんな自分の知りたいことがたくさん書いてあるから。

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